まず、“リファラル採用”とは…
リファラル採用というのは、
簡単に言うと、自社の社員に知人・友人等を人材として紹介してもらう手法。
社員にお願いしておいて、
知人・友人に良い人材になりそうな人がいれば、
「一緒に働かない?」と誘ってもらい、
その上で選考・採用していく。
そんなやり方です。
従来からある「縁故採用」「コネ入社」にも似ていますが、
ほぼ無条件で入社に至ることが多いこれらとは違い、
リファラル採用は、社員からの紹介・推薦を経た上で、
通常どおりの選考・面接を行うことがほとんどです。
導入している多くの企業が、
「社員の知り合いだから無条件で入社させる」
「知人の紹介だから必ず入社しなきゃ・入社できる」
ということではなく、
お互いがお互いを見極める場をしっかり用意しているようです。
社員からの紹介はメリットも意外と多い
そんな“リファラル採用”ですが、
具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
●安心感とマッチング率の向上
リファラル採用の一番の良さは、
何と言っても「社員の知り合い」を選考・採用する点。
「何者か」「どんな人であるか」という面で、
安心感や信頼感が違うのは間違いありません。
また、会社や仕事のことは、
紹介者である社員から説明されていることがほとんどなので、
ミスマッチも起きにくくなるはずです。
●関わる人全員に責任感が生まれる
紹介する人、紹介を受ける人、そして採用する人、
三方全員が繋がっている状態での選考・採用なので、
「自分の同僚になるかもしれないので、変な人を紹介するわけにはいかない」
「あの人が勤めている会社に失礼があってはいけない」
「〇〇さんの紹介だから、雑に扱っては失礼だ」
など、入社前後全てのフェーズにおいて、
皆が責任感を持って、採用に向き合う効果が期待できます。
●潜在層にも出会える
「いい会社があったら転職したいかも…」
と、なんとなく考えてはいるけど、
実際に転職活動は行っていない、
なんて人も世の中にはけっこう多いでしょう。
そう言った層には、
友人との何気ない会話から転職の話になり、
「もしよかったら一緒に働かない?」
というパターンも充分に考えられます。
リファラル採用なら、
転職を積極的に考えていない潜在層にも出会えるチャンスがある、
ということです。
●採用コストが削減できる
求人媒体や人材紹介などに頼らずに採用活動を行えるので、
掲載料・広告料・紹介料などのコストを大幅に削減することができます。
反対に気をつけたいことも…
もちろん、注意したい面もあります。
こちらを参考に、しっかりとした対策・対応をして、
採用を成功に導きましょう。
●社員の理解と認知には手を抜かない
自社社員の協力を仰ぐことになるので、
会社・部署でどんな人材を求めているのか、
しっかり理解してもらう必要があります。
また、中には「仕事が増えた…」と感じる社員もいるでしょう。
協力をお願いする社員には、
ターゲットやなぜ採用活動を行っているのかを
納得してもらえるよう丁寧に説明し、
募集状況のアップデートや、
紹介してもらった人材の対応状況・選考状況の共有も、
こまめに行っていく必要があります。
●人間関係への配慮を怠らない
社員に紹介してもらった人材でも、
場合によっては不採用にしなくてはならないこともあるでしょう。
その際、紹介した側・された側の友人関係に影響が出ないよう、
会社としてもしっかり説明とフォローを行ってください。
行き違いや誤解が生じないよう、
紹介した人にもされた人にも、
誰の判断での不採用なのかや
理由なども可能な限りしっかり伝えましょう。
また、採用後も、社員同士が友人ということで、
公私混同したりグループ化したりして、
まわりとのバランスを崩し、業務に支障が出ないよう、
人員配置に関しても細心の注意を払いましょう。
リファラル採用導入後、
仕組みの定着までには一定の時間もかかるかと思いますので、
まずは状況に応じて、求人広告や従来の手法も併用し、
上手に使い分けるのもオススメです。
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それでは、次回の更新もお楽しみに~♪
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