アルバイト求人広告・競合他社との差別化の極意【前編】
深刻な人手不足のなかでも、求人広告の工夫しだいで、パート・アルバイト応募者を増やしている企業は数多くあります。
「中小企業だから、募集しても来ないだろう」「個人店だから、応募者を増やすことは難しいだろう」とあきらめるにはまだ早いです。
ターゲットとする求職者に対して、企業の魅力を伝え、求職者が働いている姿を具体的にイメージできるような求人広告に改善することを意識してみましょう。すぐに取り組めるちょっとした工夫で、効果が大きく改善するケースも少なくありません。応募者を増やす求人広告のポイントをご紹介します。
まず、人材を募集する前に、自社の強みや独自性は何かを考えることをおすすめします。アピールすべきポイントや押さえておきたい情報と、それらの伝え方について、【前編】【後編】に分けてご紹介していきます。
自社はどんな商品・サービスを提供している企業なのか、どのような歴史があり、どのような点が顧客に受けいれられているのかなど、自社のアピールポイントをメッセージにしましょう。
求人広告は、自社の魅力をアピールできる場でもあります。応募者にとっては、企業の魅力を理解するための重要な機会です。
求職者がアルバイトの仕事探しで重視するポイントを把握しておきましょう。最も重視されるのは勤務地、仕事内容、給与です。学生や主婦など、フルタイムで働くのが難しい人は、勤務時間や勤務日数、シフトの条件などを重視して情報収集しています。
競合他社に対する優位性を整理したうえで、強みとなる情報を打ち出すことでメインターゲットからの応募を増やすことが可能になります。
・仕事内容では、1日の業務の流れ、具体的な仕事内容、作業手順など仕事のイメージができる情報を記載しましょう。
・給与条件は、具体的にイメージできるようさまざまな数字を記載しておくとよいでしょう。
休日出勤や深夜勤務・残業があった場合の時給や、給与に含まれている手当、給与の支払日、給与の幅、月給例なども掲載するようにしましょう。
・求職者が重視する給与以外の「待遇・制度・条件」は、「交通費支給」「自己申告制のシフト」「急な休みの際の対応」「シフトの柔軟性」などが注目されやすくなります。給与以外の待遇・条件面でアピールできるかどうかを確認しておきましょう。
・その他のポイントについても「、学生、主夫・主婦、フリーターの個別のターゲットによって細かな違いがあります。詳しく知りたい方は、『アルバイト求人・属性別「仕事選びの絶対条件」』の記事で紹介していますのでご一読ください。
以上のように、自社のウリとなる商品・サービスの価値について、そして、応募者が仕事探しで重視するポイントを取り上げてきました。続く【後編】でも、応募者を増やす求人広告の極意についてご紹介していきます。
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