応募が少ない求人情報を改善する5つのポイント【改善実施編】
パート・アルバイトの応募が来ない求人広告を改善し、効果を出す求人情報に変えるためのノウハウをご紹介します。【原因究明編】では、応募が来ない求人広告にありがちな特徴として5つのチェックするべき問題点をお伝えしました。
今回の【改善実施編】では、求職者からの応募が少ないとお悩みの人事担当者に、近年の傾向を踏まえた、より実践的な方法をご紹介しましょう。
近年の求人媒体は多様化しており、新しい求人手法を活かした新サービスが参入してきています。それぞれに特徴がありますので、自社求人の目的に最適な求人媒体を戦略的に活用して応募者を増やすという考え方が重要になってきています。
従来型の紙媒体の求人手法に対して、昨今は求人サイトやホームページなどのWeb媒体が主流になっています。Web媒体では、求人広告サービスのほか、Indeed、Googleしごと検索(Google for jobs)などの検索エンジン型求人広告サービスが注目されています。自社求人の内容や予算などに合わせて効果的な手法を選択しなければなりません。求人広告代理店のサポートを活用するとよいでしょう。
アルバイト求職者は、学生や主婦、フリーターで、仕事探しに求める条件が異なります。融通の利くシフト体制や、扶養控除内での勤務相談ができること、職場の雰囲気、など応募前に知っておきたい条件を知り、自社がターゲットとする求職者が魅力に感じる情報を掲載することが応募者を増やすコツです。求職者がどのような情報を求めているのかを確認し、求人原稿を作成するようにしましょう。
求職者は、求人情報サイトを利用するだけでなく、Webの検索エンジンで求人情報を検索する動きが活発化しています。近年注目されているIndeedなど検索エンジン型求人広告サービスでは、求職者の検索行動により自社の求人広告の検索結果を上位に表示させ、クリックしてもらうノウハウが必要になってきます。
固定費用がかかる従来の求人広告サイトと異なり、自社の求人情報に興味を持った求職者がクリックした時に広告費が課金されるので、無駄な費用が一切発生しないメリットがあります。また、原稿を掲載するタイミングを細かく設定することができるので、求職者の動きが鈍化する時期は即座に止めることも可能です。自社の採用計画に照らし合わせて、それぞれの求人媒体の特性を活かした原稿展開を考える必要があります。
パート・アルバイト求職者が仕事探しを始める時期は、季節によって明確な変動があります。入学や新学期、休み明けの求職、年末年始など、求職者の動きに合わせて訴求内容を変えていくことが応募者を増やすためのコツでもあります。自社がターゲットとする求職者の行動を見据えて、効率よく採用活動を展開していきましょう。
時期に加えて、求人手法と予算の計画的な配分も必要です。Indeedなど検索エンジン型求人広告サービスは、求職者の反応をみながら応募者を増やす施策を柔軟に展開できるようになっています。求人の手法が幅広くなると、組み合わせも多様化します。利用媒体が増えたとき、思うように成果が出ないときは、プロのアドバイスをうまく活用しながらプランニングを進めましょう。
求職者は、多くの求人情報のなかから自分に合ったものを効率よく発見したいと考えています。紙媒体の求人広告とは異なり、Webサービスは情報量の制約が少ないので、多様な情報を掲載することが可能です。画像を効果的に活用して職場の雰囲気を表現したり、動画によって仕事内容をイメージしてもらえるように工夫するケースも増えています。視覚的な訴求も検討し、自社の魅力を具体的に伝えられるようにしたいものです。
応募が来ない求人広告を脱却する実践編として【改善実施編】をお伝えしてきました。【原因究明編】で問題点をチェックした後、改善案を自社の求人手法に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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