学生アルバイトの集客力・定着率をUP!満足度を高める7つの方法【後編】
アルバイトを採用しても早期離職が多くて困っている雇用主・採用の担当者の方に、学生アルバイトの定着化も重要な採用面の課題のひとつです。
小売・専門店の販売職や、飲食業などのサービス業でも学生アルバイトは重要な戦力となり、働く満足度を高めて長く働いてもらうことが重要です。
そこで、学生の生の声を紹介しながら、求人時の配慮や職場ルールを改善することで定着化を向上する7つの方法を紹介しています。【前編】に続き、【後編】では残りの4つの方法をみていきましょう。
働き始めたばかりの時期は、気軽に相談できる人がいなかったり、不慣れなことが多かったりするので、離職意向が高まりがちです。「面接時や入社前のイメージと、実際の仕事や働くイメージが違った」という声は多く、ギャップを認識する時期でもあります。入社前後のギャップ感や不安を解消すれば、離職を防ぐことができます。
「この仕事には向いていない」などと安易な判断をさせることのないよう、入社時の初期研修や上司や仲間によるフォロー体制を整備しておくようにしておくとよいでしょう。信頼感を高め、安心して働けるようになれば、ささいなことから離職する率は大きく低下します。
学生アルバイトにとっては、プライベートや学業と両立できることが重要ですが、同時に「いろいろなアルバイトを経験したい」「仕事を通して、自分の目標や夢を実現させたい」と考えているものです。
雇用主としては、アルバイトとして働くなかで、どのような役割を担うことになるのかを理解してもらうことが重要です。例えば、小売業や飲食業での接客業務には商品やサービスの魅力を利用者に伝える役割があり、お店のブランドイメージを高めることにもつながると伝えるとよいでしょう。
それぞれのメンバーが重要な役割を担っていると伝え、働く意義を理解してもらうようにしましょう。経験が長いスタッフから、一緒に頑張ろうというメッセージがあれば、モチベーションが高まります。アルバイトスタッフ同士で良好な人間関係を構築し、職場全体の雰囲気を向上させることで個々の責任感や仕事の質が上がれば、継続率が高まるはずです。
学生アルバイトは働いた経験が少なく「仕事とはどういうものなのか」を理解していないケースも少なくありません。定着率を上げるためには、彼らに「やりがい」を感じさせるアプローチも効果的です。利用客の感謝の言葉など仕事の成果を共有し、「誰かの役に立っていること」を意識する機会を作りましょう。
「アルバイト先で店長に褒められた」「お客様からありがとうと言われた」といった成功体験を積み上げることによって、次の仕事に対するモチベーションが上がります。このサイクルを定着させることができれば、全体の離職率は改善するものと思われます。
学生アルバイトの集客・定着化を向上させる7つの方法を【前編】【後編】でご紹介してきました。これらの取り組みに加えて、学生アルバイトの定着がよい店舗をリサーチしてみると、さらに具体的な改善策を見出すことができるのではないでしょうか。
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