営業マネージャーが語る”求人広告代理店だからできること”② 「採用のプロとして、人事担当者の悩みにはすべて答えを出します」
多くの人事担当者が、「求人広告代理店=広告出稿を代行してくれる会社」と考えているのではないかと思われます。「店舗で欠員が出た」「採用が不調なので、次月から出稿を増やしたい」といったオーダーがあれば、クイックに対応するのも求人広告代理店の役割のひとつですが、ブレインズ・コミュニケーションは、多くのお客様に対してもっと幅広い役割を果たしています。
「採用のプロとして、いただいた要望には必ず何らかの答えを出しています」と語るHR事業部の安相達郎さんに、パートナーとしてのあるべき姿を語ってもらいました。
「企業の人事担当者と話をしていると、忙しそうだなと思います。母集団形成のための媒体選定、応募対応、面接の設定・実施、評価、合否決定といった採用フローをまわしつつ、自社ホームページの運用や退職抑制策の構築まで抱えていたりします。これらをこなすだけでなく、常に改善しなければならない。すべてにおいてスペシャリストというわけにはいかないでしょう」。ブレインズ・コミュニケーションの営業担当は、人事担当者が抱える多様な業務について、トータルにサポートできるアドバイザーとしてお客様と接しているそうです。
「お会いした人事担当者には、採用における課題と組織の悩みを必ず聞いています。広告代理店のなかには、応募数や採用数と出稿プランの話に終始する会社もあるようですが、私たちのヒアリングは“お客様が困っていることすべて”ですね」
採用難の企業ほど、多様な課題を抱えており、「応募が減っているのはなぜか」「定着率が悪くなっている」「連絡が取れない応募者が増えている」「採用ターゲットを見直したい」といった話が次々と出てきます。
「いただいた課題を整理して、ゴールとアクションを明確にしてからスタート。優先順位をつけて取り組む一方で、人事担当者の手がまわらない業務を率先して引き受けるようにしています。人事組織の年間計画と予算表を作ったり、組織内の情報共有フローの構築を手伝ったりしたこともあります」。お客様と握っているのは、ゴールに辿り着くこと。求人広告を改善して応募を増やすのは、ひとつの手段でしかありません。
安相さんが担当したある派遣会社からいただいたミッションは、「広告の応募単価を改善すること」。全国に支社があり、大量の求人を抱えている会社でした。それぞれの拠点で求人原稿を制作し、集約して掲載していたのですが、広告効果を改善するためには、出稿方法の見直しだけでなく原稿の質を高めなければなりませんでした。
安相さんは、原稿改善のポイントを提案する一方で、制作フローのチェックも実施しました。見えてきた課題は、組織内の情報共有のあり方でした。横の連携が取れておらず、地域事情優先で作られていた原稿を変えるためには、ハブとなる役割を果たす拠点が必要だったのです。
多忙かつノウハウがない人事組織になりかわり、ブレインズ・コミュニケ―ションが軸となって成功事例を活用できる体制を構築。広告の質的な管理ができるようになると、求人広告1本あたりの応募効果が目に見えて改善しました。予算の効率化が図られるようになった後に、出稿計画も見直し、より多くの応募者の獲得できるようになったそうです。
本業は、あくまでも情報誌やWebサイトの求人広告ですが、「IndeedやGoogle広告をやりたい、採用サイトをリニューアルしたいといったオーダーがあれば、パートナー企業と連携して応えられる体制を構築している」とのこと。お客様の業務の全体像を把握しているからこそ、適切な広告プランを提案できるのだそうです。
「システム売り、媒体売りの営業にはなりたくないですね。求人の手段も、求職者の検討プロセスも多様化した今、従来通りの広告を勧めるだけでは満足してもらえないと考えています」。課題が複雑であればあるほど、最終的には価値を感じていただけると笑う安相さん。求人広告代理店とひとことでいっても、お客様に提供するサービスは、スタンスの違いによって大きく変わるのだと実感させられます。
「求人広告代理店だからできること」第3回では、安相さん自身の営業としての強みと、ブレインズ・コミュニケーションの魅力について紹介します。
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