「主婦人材の求人・採用を増やしたい」「長期で働いてほしい」
そんなお考えの採用担当者の方に、マイナビが発表した主婦のアルバイト意識に関する最新調査結果をご紹介します。
男女雇用機会均等法の改正や働き方改革関連法の施行、そして女性活躍推進法も制定、女性の柔軟な働き方を実現できる環境整備が進んでいます。アルバイトを探す求職者の3割が主婦層という状況において、主婦のアルバイトの実態や価値観を理解することが欠かせません。
貴重な戦力となる主婦層のニーズを把握し、求人出稿の効果アップを図りましょう!
(マイナビ「主婦のアルバイト調査」2019年5月公表より)
主婦のアルバイトの目的や就労実態
・アルバイト・パートとして働く主婦の平均月収は8万円
・就労の目的は「生活費のため」「自由に使えるお小遣い稼ぎのため」「貯金をするため」
・就労は週5日、1日5時間程度
・通勤時間は自宅から15分以内で働く人が半数以上
主婦のアルバイトに対する価値観
・アルバイト探しの絶対条件は「シフトの融通がきく」こと
・アルバイトを始める際に最も不安に思うのは「職場の人間関係」
・長期就労したいと思うのは「人間関係が良い職場」
・現在のアルバイト先には「不満がない」が半数弱。不満がある場合、その対象は「上司」
・モチベーション要因は「感謝の言葉をもらったとき」で、悩みは「急な休みによる職場への罪悪感」
・子供の年齢が低い主婦ほど悩みが多い
・理想の上司像は「指示が的確」な人
希望する働き方
・今後の働き方として「雇用形態にこだわりはない」が4割強
・「正社員として働きたい」は2割弱
・正社員として働きたい理由は「固定給が欲しいから」
・非正規社員として働きたい理由は「家事・育児・介護との両立がしやすいから」
・やってみたいアルバイトの職種のトップは「特に希望はない」
職種より勤務条件を重視する主婦の非正規希望者は、「ワーク・ライフ・バランス」をアルバイトの評価条件とする傾向にあるようです。ワーク・ライフ・バランスを取りやすい環境、就業条件の仕事なら、長期雇用につながる可能性が考えられます。
求人広告では、「スマートフォンアプリ」が主婦層リーチに差が出る可能性あり!
アルバイト探しの情報源は、「ハローワーク」、「インターネットの求人情報サービスサイト」の順に高くなっています。また、小学校入学前の子供がいる主婦、子供を持たない20〜30代主婦は「インターネットの求人情報サービスサイト」と「スマートフォンの求人アプリ」の割合が高く、「新聞の折込チラシ」が低くなっています。「子供が独立している/または子供をもたない40〜50代」主婦は「スマートフォンの求人アプリ」の割合が低いという結果が出ています。